洗うものについて。
乾燥の季節真っ只中ですが、実は今も肌を老化させる、"サイレントキラー"UV-Aは静かに降り注ぎ始めています。
今は厚着をしているので、顔や首など出ているところ以外はUVクリームを塗らなくても大丈夫かもしれませんが、薄着になる前にこの時期乾燥させないことが何よりも大切です。
そのためには日々の保湿と、洗いものにこだわることです。
今日は特にボディケアについてお話しします。ちょっと長いです。
肌に優しいのは石けん?弱酸性は肌に優しいの?泡タイプがいいの?
どれも正しいのですがよく分からずに使うのと、なぜそれがいいのかを分かってるのとでは大きな違いがあります。
そして、デリケートゾーンは専用のソープじゃなきゃダメ?という疑問にもお応えします。
①肌に優しいのは石けん?
まず、昔ながらの石けん。
私たちの肌は弱酸性が一番健康な状態といわれています。
石けんは一時的に肌をアルカリ性にしますが、肌は弱酸性に戻ろうとする性質があるので、理論上は石けんで顔や身体を洗って一瞬つっぱっても、放っておけば皮脂がじんわり出てきて弱酸性に戻るはずなのです。
ただ、乾燥肌の方は特に、皮脂の分泌が追いつかないのです...
石けんは保湿が追いつかないとカサカサ...パリパリ...になりやすいです。
中にはしっかり潤うステキな石けんもありますが、一般的には乾燥肌の方にとってはちょっとハードな洗浄方法なのです。
逆に言うと石けんを使っても大丈夫な肌はとても理想的な素肌なのかもしれませんね。
また、デリケートゾーンは顔や身体に比べて、より酸性に近く敏感な部分なので、専用の(弱酸性の)ものでない限り、デリケートゾーンに石けんは使用しないほうがいいと思います。
(余談ですが、デリケートゾーンはしっかり洗って下さいね。恥垢という垢が溜まり、雑菌が繁殖し、匂いだけでなく様々な肌トラブルの原因になります。毛がある場合は特に念入りに洗う必要があります。)
もし、どうしても石けんで洗わなければいけない場合は、お風呂上がりのまだ潤いの残っている素肌にオイルをしっかり馴染ませることをお忘れなく。身体も同じです。
②弱酸性ってどういうこと?
私は乾燥肌なので、弱酸性のボディソープを使った方が、調子がいいです。
肌を守りながら洗いたい、という方、デリケートゾーンも安心して洗いたい方には弱酸性のクレンジング、ボディソープがいいと思います。
ただ、安易に弱酸性で選ぶと逆に乾燥する恐れがあるので注意です。
ドラックストアなどで安く市販されている弱酸性と表記されたものには、合成界面活性剤が含まれているものが多いです。
界面活性剤は汚れを落とすために必ず洗浄剤には必要なものです。ただ、コストを抑えるために合成されてつくられた界面活性剤には肌のバリアを破壊する恐れがあると言われていますのでお気をつけ下さい。
弱酸性だから肌に優しい訳ではありません。(CMでやってるよく落ちる食器用洗剤も、実はpHを調べると弱酸性です)
そういう意味で、TRISARAではデリケートゾーン含めボディソープは弱酸性で植物由来、そして優しい洗浄成分を使用した、ECO by Sonya ボディウォッシュをオススメしています。
使った方は分かると思うのですが、優しく洗うだけじゃなくてアロエベラやココナッツオイルでしっかり保湿してくれるのに、爽快感もあって気持ちいい♡
迷ってる方には迷わずこれをオススメします♪
市販でデリケートゾーンも使えるボディウォシュはないことはないですがナチュラル系のお店でも非常に希少で見つけにくいんですよね、、
市販されているものの場合は、デリケートゾーン専用を手に取った方が無難だと思います。
③泡タイプは肌に優しいの?
肌にとっては摩擦が大敵です。
例えばナイロンタオルにボディソープをつけてそのままゴシゴシ...そのやり方だと確実に角質を傷つけてしまいます。
ボディソープはしっかり泡立てて、手で包み込むように洗って下さいね。
最近は泡で出る便利なタイプもありますが、摩擦によるダメージがなくても、合成界面活性剤使用だったらあまり意味ないのかなーというのが個人的な見解です。
結局私はココナッツボディウォッシュが大好きなのですが(笑)、、
ボディやデリケートゾーンだけでなくオーガニック系のメイクはしっかり落ちるのでたまにクレンジングとしても使います。
また、お料理する方はキッチンに置いてこまめに手を洗うのにもおすすめだったり、なかなかオールマイティに活躍してます。
オーガニックっぽいけどすごく乾燥する、とか、この石けんなんでこんなにしっとりするんだろう、とか、ボディウォッシュなのにむくみが取れるウン万円のボディソープとか、、
今でも色々買って試したり、試験紙でpHを測ってみたりもします(笑)
今回の話はボディソープがメインでしたが、スキンケアの基本はやっぱり洗うこと。
なんとなく選ぶなんてもったいないですよ。
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