スキンケアの役割
武蔵小杉のNatsumiです。
みなさんは、スキンケアの役割ってなんだと思いますか?
特定の悩みを解消するための商品を選ぶ方は少なくないと思います。
肌に弾力を与えたい場合ハリを出すコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった成分へ、
シミが気になる場合は美白美容液へ目がいきがちですが、
肌は本来バリア機能によって栄養分を内側(真皮)に浸透することができないようになっています。
ハリや美白に働きかける美容液というのは、
本来浸透しない真皮に物質を届けるために、合成界面活性剤が多く含まれているものが多く見受けられます。
つまり美容成分を浸透させるということは...極端な話、実は肌そのものが持つバリア機能を壊すとも言えます。
美容液で栄養分をたっぷり入れているつもりが、逆に自分の肌を壊して、結果として乾燥肌を生み出しているとしたら...
また、テクスチャーの心地よいジェルタイプのものは塗った瞬間に潤ってる感、浸透している感があるので、効いている気がします。まさか自分の肌のバリア機能を壊しているとは思わないでしょう。
20代前半からいい成分大好きだった私はがこれを本で読んだ時はとても衝撃的でしたが、30代になりパサパサ肌に悩み、オイル美容で肌を回復させた私の経験上、決して間違った考え方とは言えないと思います。
元々浸透する機能のない肌に、無理矢理美容成分を浸透させる必要などなく、
肌の表面を良質なオイルで守るように潤すことで、肌が元々持っている天然の乳化成分の力でオイルが肌にスッと馴染んでベタベタすることなくハリと潤いを与えてくれます。
表面が守られることで、角質層の奥では正常な角質が形成されるようになります。
正直、スキンケアはあえて奥に目を向ける必要はそこまでないのだと思います。
化粧品の本来の目的は、服を着ていない肌の表面をしっかり守ること。
悩みの改善は、ピンポイントで行うものではなく、しっかりしたベースがあって実現するものだと思います。
カサカサ空気で肌表面の潤いが失われやすい今だからこそ、良質なオイルでしっかり守って健康な肌を育てていきましょう。
0コメント